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延命地蔵尊 木造地蔵菩薩坐像
(南北朝時代・県指定・彫刻)

 この像は曹洞宗法光寺に安置されている。像高40.5センチ、裳懸22センチ、膝張り33センチを測る寄木造りの座像で、胎内銘から至徳三年(1386)岡部新左衛門入道妙高によって開眼供養されたことがわかる南北朝時代を代表する仏像が祭られている。
 「泰造立地菩薩像千時至徳三年丙寅五月十二日開眼畢大檀那岡部新左衛門入道妙高仏所若狭法眼絵所詫磨掃部助入道浄宏右所註如斯」とある本像は、実人的な面貌表現、複雑な衣文の処理、効率の良い木寄せ法などに、当時の完成された鎌倉彫刻の特色を見せている。この像のように袖と裾とを蓮華座の下まで垂らす姿のものは銘文にある鎌倉の宅磨派工房に注文・造立されて、当地に請来されたものと考えられ、年紀をもつ本像はその基準作としてもふさわしいものである。
(埼玉県指定重要文化財)
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